どうやって作ったか、自分が一番よく知ってますから ~相内農園(北海道空知郡中富良野町)
米粉、ケチャップ、大福もち...国産材料でつくれば自給率アップ!
2月は『にんじんCLUB』のお誕生日にちなんで、「これをお届けしたい!」という思いの企画をお届けします。
ニホンの食糧自給率41%がもっとアップするには、ふだん口にする「加工もの」の材料にもご注目ください。今週は、「ニホンのゆうきの畑をまるごと加工する」北海道の相内さんをご紹介します。
「自分で作った野菜が一番!と思ってます(笑)。
どうやって作ったか、自分が一番よく知ってますから」
~相内農園(北海道空知郡中富良野町)
夏は野菜づくり、冬は加工。
「にんじんCLUBの冬の玉ねぎ」生産者としておなじみの、『相内農園』相内賢悦さん・富江さんご夫妻。15年ほど前に、東京でのサラリーマン生活をやめて、北海道へご家族で移り、有機農業に取り組んでいます。
富良野の場合、野菜づくりができるのは、一年のうちの7ヵ月ほど。そこで、さまざまな野菜を有機栽培するかたわら、その野菜を使った加工品づくりも試みています。特に、作り方からこだわった絶品の『黒豆甘納豆』は大人気!
「特徴は、やっぱり有機であること!でしょうか。あとは愛情ですね。自分で作った野菜が一番!と思ってます(笑)。だって、どうやって作ったか、自分が一番よく知ってますから。その作物で作った加工品が不味いわけが無い(笑)。農家って、皆そう思ってると思いますよ」
不作のお米...でも、粉にすれば大丈夫!
今週登場するのは、『米粉』。昨年初めて育てたお米と米加工品が好評で、今年はもっと本格的にお米づくりをと、栽培面積も増やしたのですが、100年に一度といわれる凶作に見舞われ、収穫量が激減。
「今年の天気は一体何なんでしょう??全国的におかしいですよね。きっと皆さんも苦労されていることと思います。でも対処法がほとんど無いのが悔しいですね。自然相手とはこういうこともあると、思い知らされました」と、富江さん。
そんなわけで、今年はお米の出荷は無し。ところがどっこい、昨年のように粒の揃ったピカピカの一等米はたくさんとれなかったけれど、貴重な有機栽培のお米、「粉にすれば全然大丈夫!」なのです!
もちろん相内さんの他の農産物同様、無農薬・無化学肥料・除草剤も不使用。
小麦粉のかわりに(混ぜてもOK)、パンやホットケーキ、お好み焼きを作れば、もっちりと食べごたえよく仕上がります。おだんごや、点心の「大根餅」に、小麦粉を減らしてクッキーやケーキに使うと和のスイーツに♪いろいろ試してみてくださいね。
子育てをする環境をもとめて、北海道に引っ越しました
相内さんが東京から北海道へ移ったのは、今は高校生(しかも受験生)の息子さんがまだ2歳の頃。富江さんいわく...
「東京は住んで子どもを育てる場所じゃないから。ある日、主人から〈農業をやりたい〉と相談されまして。私は静岡出身で実家が農家だったから、〈農業は絶対やらない〉って言ってましたけど、しょうがないなって(笑)。道はひとつかなというところでしょうか。
有機栽培にした理由はなんとなくわかります。上のお兄ちゃんがアトピーだったんですよ。それならやはり食べものだろう、有機栽培だろうと」
そんな富江さん・賢悦さんご夫妻の、あったか~い手作り加工品のあれこれ。
ぜひお召しあがりくださいね!




