今年最初の早どり極早生みかんが和歌山から届きました!
今年最初の早どり極早生みかんが和歌山から届きました!
~生駒俊夫さん(和歌山県有田郡有田川町)
今年最初のみかんは、まだ青みがかった「ごく(極)、わせ(早生)」。
あっさりしていてさわやかです。生産者の生駒さんは、ミニトマトと柑橘でおなじみです。(広報室)
有田の生駒です!
生駒さんは和歌山県有田川町に生まれ、農業を始めて今年で34年。ここは日本でも有数のみかん産地で、一方は南向きで有田川に面し、まわり三方は標高200から400mぐらいの段々畑に囲まれています。土壌は古生層といって、水はけが大変よく、みかん栽培にぴったり。
生駒さんが育てているのは柑橘類と初夏のスモモ、そしてミニトマトを年中(ですが、現在は12月初旬まで欠品中)。柑橘は、早どり極早生みかんに始まって、温州みかんの早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)、はっさく、ネーブル、ポンカン、いよかん、清美オレンジ、デコポン、甘夏、三宝柑、からみかん、セミノール、そして夏のバレンシアオレンジなど、およそ15種類ほどになります。
普段は1人でお仕事されていますが、忙しい時期は2~3人お手伝いに来てもらいます。農薬を極力使わないようにしたのは、1990年から。畑が広いので、人手不足ということもあり、農薬散布の回数を減らさないと手がまわりきらなくなったことと、ご自分の身体のことも考えて、というのがその理由でした。
殺虫剤は、1月に1回と3月の終わりから4月初めに1回、殺菌剤は6月に1回の、合計3回です。慣行栽培では約10回なので、ほぼ1/3に抑えています。
みかん農家の一年と、ミカンの木の一生
一年を通してのみかん農家の仕事はこんなふうです。
「2~4月に剪定という、いわば枝の間引き。ここでしっかり日光が入るようにしておきます。肥料は3~4月に1回と、10~11月に1回の計2回。有機配合肥料を使います。7月から今頃までは摘果。目安としては、葉っぱ25枚に対して1個の実を残すぐらい。ちょうど麦わら帽子の中に1個ぐらいの間隔ですかね。夏は暑いので、朝7時から11時ぐらいまでと、午後3時から7時ぐらいまで仕事をします。逆に冬は暗くなるので、夕方5時ぐらいまでですね」
ミカンの樹の寿命はどのぐらいなのでしょうか?
「50年もつものもあるけど、だいたい30年ぐらいですね。苗を植えてから4~5年で収穫できます、最初は年に20kgぐらいですが。10年でほぼ成木に育ち、およそ30kgぐらい収穫できるようになります。ピークは15~20年で45kgぐらい。木(場所)によってもだいぶ違いますよ、ええとこやと50kgはいけます。毎年50~100本は、植え替えします」
今年も美味しく育ちますよう...!
おいしいミカンのポイントは、糖度と酸度のバランス。「甘いばっかではダメなんです、酸がないと水みたいな味になる」と生駒さん。甘ずっぱさが大事、ということですね。糖度が12以上、酸度が1.0~1.5ぐらいがベストなのだそうです。
「本年は、6月から8月の上旬まで、平年より雨が多く、気温の低い日が続き、ミカンの味が悪くならないかと心配しました。
幸い、8月中旬から今まで、雨も少なく、連日30℃以上の暑さとなっていますので、糖・酸の状況(つまり食味)も良くなってきています。
これから秋の雨が降るとまた悪いんですよ。雨が降るということは、日照も少ないから、糖がのらない。また雨が多いと酸が抜けてしまう。このまま天気が続くといいのですが。
今年は表作なので、果実の粒数が多くなっていますので、今は摘果(実の間引き)の真っ最中。
みなさんにご心配をおかけしていますミニトマトですが、8月上旬にバークミン(木っ端の堆肥)を入れて、耕耘機で土としっかり混ぜ合わせ、8月下旬に苗を植えました。これからしっかり育てば、12月ごろにはまた収穫、出荷できるようになると思います。穫れるようになったら連絡しますから、もうしばらくお待ちください」(まとめ/農産・もり)
◆生駒さんに聞く、みかんの保存方法
「みかんは冷蔵庫に入れないほうがいいですね。
新聞紙にくるんで、冷暗所に置くのが一番。新聞紙は通気性がよいのでおすすめです。
ダンボールに入れておく場合は、ミカンの重みで下の実がつぶれていたむので、
入れすぎないようにご注意ください」




