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日本全国FOOD風土

こだわりを持って取り組んでいる生産者・製造者、そしてその産地をご紹介して行きます。
あなたの地元で活躍している方も、登場するかもしれませんのでどうぞご期待ください!


グリーンコットンジャパン(東京都世田谷区)

2009/2/17 14:28

"グリーンコットン"は、デンマークにある『ノボテックス』社から生まれたコンセプトブランド。その発足は、『ノボテックス』社社長ライフ・ノルガード氏のアイデアからでした。 
 現在『"グリーンコットン"は、発祥の地デンマークをはじめ、イギリス、ドイツ、アメリカなど世界 13 ヵ国で商標登録され販売されています。日本でグリーンコットンのアジア総代理店ライセンスを1999 年に取得しのが 『グリーンコットン・ジャパン』です。

デンマークから輸入した生地を、国内のメーカーとのコラボレーションで、デザイン・裁断・縫製し、商品づくりと販売をおこなっています。
 『ノボテックス』社のあるデンマークの国土は痩せているだけではなく、地形が平らなため、河川も空気もすぐ汚染されてしまいます。すべての産業に共通することですが、衣類において、機能性や便利さ、ファッション性を追求するにつれ、公害や環境破壊という負の面が出てきました。
 「赤い服を着たい と思えば、誰にでも着る自由が人間にはある。しかし、赤い服をどのように作るのかが問題なんだ」
 こう考えた『ノボテックス』社社長のライフ・ノルガード氏は、テキスタイル(生地)製造時に、「土、水、空気、そして人間にも負荷を与えない、0から100までの尺度」 というルールを取り決めました。製造過程を細かく分析し、環境に対して「最も悪い製品」 を0、「最も良い製品」を100とする「環境基準価値」 に当てはめ、 それぞれの製品を評価する方法です。100に達する完全にクリーンな製品製造は、現代の技術をもってしても不可能ですが「限りなく100 に近い製品」 を作ることは、努力次第で実現できることなのです。
 まず「原料の綿」は、農薬を使わず、一つひとつ手で摘んで収穫する、昔ながらの方法でていねいに育てたオーガニックコットン。綿から糸にする過程での「漂白」には、環境や身体への負荷(チクチクする)が懸念される塩素漂白をしません。「染色」行程では、アレルギーや化学物質過敏症を引き起こすといわれる重金属を含まない染料を使って、カラフルな色に染めています。また、製品を何度も洗ううちに縮むのを防ぐための「防縮加工」では、ホルマリンなどの化学物質を使わず、あらかじめ何度も洗うことで、縮みを防ぐうえ、独特の肌ざわりの良さが生まれます。もちろん、製造時の「廃水処理」も実施しています。
 こうした『ノボテックス』社製の生地を使って、商品づくりをおこなっている『グリーンコットン・ジャパン』では、"グリーンコットン"の特長である素材のやわらかさや 吸水性の良さを楽しんでもらえるよう、デザインや縫製方法を考えています。 何年着ても飽きの来ないベーシックな商品から、季節の色合いを楽しめるカジュアルライン、使うほどしっくりとなじむタオルなどを提案しています。
「私は以前ヤング向けのアパレルの輸入会社に勤めていましたが、春夏秋冬といったサイクルで常に新しいデザインと価格に追われる日々の中で、本当にこれでいいのかと自問していた時に、"グリーンコットン"と出会いました。」と語るのは、『グリーンコットン・ジャパン』代表の千葉修一さん。
「日々当たり前のように服を買い、着ていましたが、それがどのように作られ、環境や人のからだにどれだけ影響を与えているのか、考えたこともなったので、新鮮な驚きを感じました。いわれてみれば、自然破壊という点では、(食品に比べて)圧倒的に工業製品の方が罪が大きく、それがめぐりめぐって食べものにも影響をもたらしているわけです。特にコットン栽培の農薬の使用量は、世界の農産物の中で一番多いといわれていますから。
商品を売る者として、作る過程の透明性など、作り手としての倫理性がハッキリしているところが、グリーンコットンの最大の魅力です。
今年で7年めですが、"これしか着ない"というお客様もいらっしゃいますし、ロハスという言葉が一般化したりして、衣類の環境負荷に対する関心も、ずいぶん高くなっています。グリーンコットンが強いのはやはり春夏ですが、思ったより秋冬もよく出ましたし、新しく始めたメンズも好評です。今後も細く長く(笑)、着てくださった方に満足していただける製品を、少しずつ広げていきたいですね。」
『グリーンコットン・ジャパン』では、ベルギー『リリピュション』社の知育玩具 ( 布のおもちゃ ) も取り扱っています。



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