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イベント報告

にんじんCLUBが主催したイベントの様子を伝えていきます。


飛騨牛乳ファームツアー 空気がとてもきれい、水もきれい、緑がいっぱい...。

2009/10/06 09:38

『にんじんCLUB』名古屋の定番ミルク『飛騨牛乳』。夏休みも後半の8月22日、低温殺菌のおいしい牛乳のふるさとを訪ねました。
今回は、愛知県の企業「デンソー」のエコポイント制度「DECOポン」との共同企画です。大人35名、子ども20名の合計55名を、今年春にオープンした新工場で、ウェルカムミルク(パスチャライズ飛騨ミニ瓶)がお出迎え。さっそく美味しくいただいて、期待が一層高まります。(広報室)

 

指定農家のフレッシュな牛乳だけをお届けします!

 最初に、『飛騨牛乳』スタッフから牛乳についての説明をうかがいました。『飛騨牛乳』では、農家を毎日まわって搾りたてのミルクを集め、加熱殺菌して容器に詰め、出荷をしています。特に、『にんじんCLUB』でお届けしている低温殺菌の『パスチャライズ飛騨』『ノンホモ飛騨』の原料となるミルクは、5軒の指定農家のものだけ(いずれも非遺伝子組み換え飼料を与えています)。
「牛乳のにおいというのは、高温で殺菌した際にたんぱく質が焦げたにおいのこと。低温殺菌なら、(焦げ臭がなく)においもありません。低温殺菌とは65℃で30分かけて殺菌する方法で、一般細菌であるO157、大腸菌も死滅します。


また、一般の多くの牛乳は、例えば北海道と名古屋のものなど合わせて使うので、産地の特定はできませんし、製造日として表示されるのはパックされた日付ですから、日付が新しくても鮮度がいいとは限りません。その点、『飛騨牛乳』は、契約した農家の牛乳を溜めることなくすぐに処理し、みなさんにお届けしています」


お話を聞いた後、殺菌・びん詰めのラインを見学。1時間に最大16000本(!)生産できること、工場の掃除は毎日欠かさず2時間半行うなど、話をうかがいました。「牛乳をどうやってビンにどうやって入れるの?」「ビンと紙パックではどちらがおいしいの?」などの質問も。ちなみに、前者は下においたビンへ上から牛乳を落とすように入れること、後者は紙パックはにおいが移るのでビンのほうがおいしいといわれているそうです(もちろん品質は変わりなし)。

 

生クリーム×手の運動=手づくりバター!

見学の後は、バターづくり体験。作り方は超簡単。冷やした生クリームをフタつき CIMG0903.JPG容器に入れ、ひたすら上下にシェイク!10分から15分ほどで、水分と乳脂肪分(バターになる)とに分離します。好みで塩をたして出来上がり。もちろん『飛騨牛乳』でつくるバター『アルプスバター』も、理屈はまったく同じです。


できたてのフレッシュバターは、『プレマ角食パン』をのせて試食。昼食前なのでパンの用意は控えめにしましたが、初めて口にするできたてバターが美味しすぎたのか(苦笑)、あっというまにパンがなくなってしまいました。


ランチは、新工場に隣接する公園(もとスキー場)で。予想外に暑い日ざしとなってしまいましたが、夏野菜BBQでランチ交流会をおこないました。食材は『にんじんCLUB』のお肉と野菜、『飛騨牛乳』さんからの差し入れもあり、おなかいっぱいになりました。

 

酪農家のお母さんから話を聞きました

CIMG0935.JPGランチ交流会には、酪農家の宮垣さん&山下さんも参加し、ふだんの暮らしについてお話いただきました。
宮垣さんは、旦那さまが10年前にお亡くなりになり、息子さんと二人で酪農をしています。毎日28~30頭くらいの牛から搾乳しており、非遺伝子組み換え飼料で育てています。搾乳は朝6時からと夕方4時からの2回。搾乳の後は必ず洗浄をします。1日に出荷する生乳の量は、およそ900kg(1頭あたり約30 kgのおっぱいを出します)。


つらいのは、休みがないこと。赤ちゃんに母乳をあげた経験のある方はわかると思いますが、牛も、おっぱいを毎日搾らなければ、乳母炎という病気になってしまうのです。どうしてもというときは、ヘルパーを雇うこともありますが、気になって休めないそうです。


メスの子牛は、2才で母となって出産し、おっぱいをいただきます。その後は1年に1回のペースで、出産&搾乳を2~3回して、お肉となります(農家での飼い方によっては、出産回数は異なります)。ちなみにオスの場合は、(乳牛として働けないので)お肉として売られます。

 

牛さんにご対面!生き物からの贈り物だと実感...。

 午後は、高山市一之宮町にある『苅安牧場』へ移動。ここは、山をのぼり、スキー場の斜面の中ほどに隣接しています。夏は草の緑におおわれるゲレンデで、牧 IMG_1729.JPG草を育て、牛を放牧(暑い時期は夜)します。まずここに集まって、生産者の野添さんご夫妻から、手作りの紙芝居を交えて、クイズ形式で楽しくお話をうかがいました。
Q1◆牛は1日に水をどれだけ飲むでしょう?
Q2◆1日に食べるえさの量は?」
Q3◆では、うんちはどれだけするでしょう? (答えは下へ)


 この後は、2チームにわかれて牛舎へ入り、牛さんとご対面。えさやり&子牛とのふれあいを体験しました。


「牛をあんなに近くで見たことがなかったので、うれしいと同時に、その大きさにびっくりしました」(岡さん)


「酪農がとても大変だと始めて知りました。特に、毎日搾らないと牛乳が出なくなってしまうとは知りませんでした。牛に一頭一頭、名前をつけてていねいにお世話していること、バーベキューで食べた食材の味の濃さ、できたてのバターの美味しさにも驚きました」(佐生さん)


「空気がとてもきれい、水もきれい、緑がいっぱい...。(おいしい牛乳生産のために)牛たちが育つ環境がとても大切なことも、牧場に行って実感しました」(北野谷さん)


「工場では、〈工場から出荷先まで、常に一定温度になるようにしている〉という話が印象的でした。出来る限りいい状態で消費者まで届けよう、という意志が伝わりました。
子どもたちは、牧場で生まれたばかりの赤ちゃん牛の心音を聞けたのがうれしかったようで、2回も聞いてしまいました。牛乳が〈牛〉という生き物から生まれたのだということを、改めて実感できたのではないかと思います」(牧田さん)


「(牛乳の)ほんとうの味にこだわって低温殺菌処理をしていることに驚き、感心しました。到着してすぐに飲めたインパクトは大変大きく、また非常に美味しかったです」(鈴木さん)


答え
A1◆100リットル   A2◆50~60kg     A3◆40kg




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